ミニバンブームからエコカーブームの流れ

自動車にはその時代ごとにいろいろなブームというものがあります。

 

それは世間一般で流行っているものとは関係ないことが多く、自動車独特のブームと言えるでしょう。

 

最近はというと一時のミニバンブームが落ち着いてきたと思ったら今度はトヨタプリウス、AQUAなどのエコカーブーム、とにかく「燃費が良ければそれでよし」という感じで作られたものですから、車としての進化は停滞あるいは後退してしまいました。

 

車の進化はエンジンパワーで判断することができます。

 

同じ排気量のエンジンでも技術の進化によって、より大きな力を出すことができるようになるのです。

 

飛躍的な進化が形となったのが、過給機と可変バルブタイミング機構で、過給機は同じ排気量でも2クラス上のパワーを発揮することができました。

 

可変バルブタイミング機構は、今までどうしても高回転型と低回転型に偏ってしまうパワー特性をどの回転数でも使えるようなエンジンへと変化させました。

 

しかし、現在では燃費のためにエンジンパワーを落とす始末、これでは車は進化しません。